だ液は自浄作用や抗菌作用を持つから、だ液が減ると口が臭くなる

だ液については、舌苔のところでも触れましたが、口臭を語るにあたり、欠かすことはできません。

だ液は、自浄作用や抗菌作用を持つことから、口の中がだ液で潤っているだけでも、口臭は抑えられるようになっています。しかしだ液の分泌量が減ると、たちまちその作用が弱まります。そうなると、舌苔が付着しやすくなり、また口の中の細菌も繁殖しやすくなりますから、口臭が目立つようになってしまいます。

だ液の分泌量が減少する要因として、薬の副作用、食事を摂らない不規則な生活、ストレスや疲れなどの様々な因子が挙げられます。

例えば、薬を変えたとたん、急に口が渇きやすくなり、口臭が目立つようになったという症状が出ることがあります。そんなときは、薬による副作用の可能性を疑います。

だ液の分泌を抑制する薬には、高血圧の人が服用する抗圧剤、花粉症のときに服用する抗ヒスタミン剤、抗うつ剤や抗不安薬など、たくさんあります。ただし、これらの薬を服用すれば必ずだ液が少なくなるというわけではありません。だ液分泌が低下する場合もあれば、しない場合もあって、その程度も人によってさまざまです。

しかし一般的に、常用する薬剤の量が多くなればなるほど、だ液の分泌量は減少しやすくなり、それに伴い口臭が発生するリスクが高まります。

常用する薬剤の量は、年齢が上がるほど多くなる傾向にありますから、高齢の方は要注意です。ただし、「口が乾くから」といって、勝手に服用を中止してはいけません。まずはかかりつけのお医者さんや薬剤師に相談してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次