食事を摂る以外に舌苔を減らす方法が「舌ケア」です。
舌苔はネバネバしていて舌に強く付着しているため、うがいをするだけでは取り除くことはできません。そこで、不快な口のにおいを予防するために日々のブラッシングに追加して取り入れて頂きたいのが、舌の清掃をする「舌ケア」です。
「そんなところまで手入れがいるのか!」と驚かれた方もいるでしょう。しかし、舌ケアは、欧米では広く一般的に行われていることなのです。
「舌ケア」といってもイメージが湧きにくいかもしれませんね。簡単にいうと「舌みがき」です。使用する清掃器具は、舌を傷つけないものを選びましょう。なぜなら、舌は柔らかい粘膜でできていて、大変デリケートだからです。
数百円で買えますので舌専用の清掃器具を使うことをお勧めしますが、歯ブラシで代用することも可能です。ただし、歯ブラシを用いる場合は、硬い毛の歯ブラシはご法度!
必ず柔らかい毛の歯ブラシを使うようにしましょう。
舌専用の清掃器具には、大きく分けて舌ブラシと舌ベラがあります。舌ブラシは、毛が植毛されているタイプ、舌ベラはへらで舌苔をかき出すタイプのものです。好みもありますので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
では、舌ケアの手順を見ていきましょう。
「舌ケア」を行うタイミングは、1日1回、最も舌苔の量が多い起床時に行うことを推奨します。ただし、舌苔がついていない場合は、舌ケアを行う必要はありません。
基本的には、何もつけずに水にぬらしたブラシで行いますが、舌ケア専用のペーストも市販されていますので、それを使って頂いても構いません。ポイントは、「やさしく」当てるということです。強い力を入れてしまうと、味を感じる味蕾(みらい)を傷つけてしまいますので、注意が必要です。
また、ブラシを動かす方向は、舌の奥から手前へと必ず一定方向にします。前後に往復させてしまうと、舌苔中に含まれる細菌などの感染物質を、喉の奥へと送り込んでしまう可能性があるからです。
ケアする部位は、舌の前方部だけではなく、舌苔が付着しやすい舌の後方部までです。
ただし、舌の喉のほうにブラシを入れるとゲッとなる場合がありますから要注意です。舌の奥に当てる場合は、舌を大きく前に突き出してやさしくサッとこするのがコツです。
毎日、舌みがきをしていると、舌苔は付きにくくなり、口臭も気にならなくなります。舌ケアを習慣化し、不快なにおいのしない爽やかな息を手に入れましょう。

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