歯周病由来の病的口臭の対策法

舌ケアをしても口臭が依然として不快なにおいを放っている人がいます。

それこそが、歯周病由来の病的口臭です。

口臭の最大の防御策は歯周病治療であることはお話ししてきた通りです。つまり、舌苔の掃除で舌をきれいにしても、大元の原因である歯周病を治さなければ、口臭はいつまでたってもなくなることはありません。

重篤な歯周病である場合、もしくは歯周病の急性期症状が出ているときは、ほとんどの場合、大変な口臭を発しています。その症状を落ち着かせるために、歯科医師は抗生剤や抗真菌剤を処方することがありますが、その服用により、悪臭を放っていた口臭がピタッと治まることがあります。このことは、口臭の原因が歯周病であるということを端的に示しています。

ですから、舌を掃除しても、においが依然として続く場合は、すみやかに歯周病治療に専念することです。

多くの方が市販のうがい薬や口臭ケア製品の口臭予防効果を期待して、使用されています。しかしそうした商品の多くは、ミントなどの強い香りによって、一時的に口臭を覆い隠し、使用した人に清涼感を与えることで、「口臭が消えた」との錯覚を起こさせるだけで、実際に口臭を消す作用はほとんどありません。むしろ、細菌が発する不快なガスと混ざることで、より複雑な香りを発し、口臭予防どころか逆効果となっていることもあります。

つまり、口臭という問題を解決するには、その場しのぎの対策ではなく、何よりもまず歯周病の治療を行い、口の健康を手に入れることなのです。

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